本文

Ethiopian Coffee Connexion
エチオピアン・コーヒー・コネクション
Co Qua Trading
コクァ・トレイディング

~ A Gateway to Ethiopia’s Finest Coffees ~
~ 高品質エチオピア・コーヒーへのゲートウェイ ~

エチオピアン・コーヒー・コネクション(略称:ECo-Co)は、エチオピア連邦民主共和国の首都アジスアベバを拠点とするコクァ・トレイディング(Co Qua Trading Pvt. Ltd. Co.:以後、「コクァ」を称します )のアジア大洋州地域支部としての役割を担っています。

コクァ(Co Qua)という名称は英語「Coffee Quality」(珈琲品質)を基にした造語で、同社はエチオピア産の高品質コーヒー生豆を探しておられる輸入業、及び焙煎業を営む方々(以後「バイヤー」と称します)に、イルガチェフ、シダモ、カファ、ジンマ、リム等エチオピア全土の主な珈琲栽培地域から、品質等に関するご要望に最も適した生豆を特定し、紹介をいたします。

コクァはまた、生産農園までのトレーサビリティが100%可能な、いわゆる「生産者の顔が見える」スペシャルティコーヒーの紹介も行っています。

コクァは、エチオピア・コーヒー業界での経験が豊富なアンシャ・ヤシン・スレイマン(Ansha Yassin Suleiman)、及びモアタ・ラヤ・アバチャビサ(Moata Raya Abachabisa)により2016 年に設立されました。アンシャ、モアタ共にSCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)関連組織CQI (Coffee Quality Institute)認定のQ Arabica Graderの資格(コーヒーの品質を評価する技能者の国際認定資格)を有し、非営利団体TechnoServe(テクノサーブ)にて長年エチオピア国内のコーヒー栽培農家に対する技術指導、及びキャパシティ・ディベロップメント(自立的な問題解決能力の獲得・向上・維持)活動に従事してきました。

コクァは、自社研究施設にてカッピング(カップテスト)等を行い、生豆の品質を厳しくチェックします。また、同研究施設や現場にて、珈琲栽培農家の能力向上のためのトレーニングも実施しています。

コクァは、エチオピアからバイヤーの皆様にご満足いただける珈琲生豆のご紹介ができることを楽しみにしています。

お問い合わせは info251@eco-co-qua.com まで。

エチオピアにおけるコーヒー豆のグレード
スペシャルティコーヒーの概要


輸出用生豆のグレード(等級)

エチオピアでは、Raw Valueと呼ばれる「生豆の状態の評価」とCup Quality Value 「カッピングによる評価」という2種類の評価方法による総合ポイントに基づき、コーヒー生豆の等級付けを行います。最高ポイントは100で、「生豆の状態の評価」と「カッピングによる評価」の割合は40:60となっています。

2018年初頭の時点で、エチオピア商品取引所(Ethiopia Commodity Exchange:以下「ECX」と称します。) は、輸出用コーヒー生豆を、総合ポイントに基づき以下5等級に分類しています。*

グレード(等級) 総合ポイント
グレード1 (G1) 85以上
グレード2 (G2) 75 – 84
グレード3 (G3) 63 – 74
グレード4 (G4) 47 – 62
グレード5 (G5) 31 – 46

* 過去、9等級に分類されていた時期もあります。

このプロセスは、Preliminary Assessment (予備評価)と呼ばれています。

スペシャルティコーヒー

Preliminary Assessment でG1、またはG2 と等級付けされた生豆に対し、スペシャルティコーヒーと称するに相応しいかを判断するため、カッピングによるSpecialty Assessment (スペシャルティ評価) を行います。以下10項目の評価を行い、各項目に対して最高9.75ポイントを付与します。従って、Specialty Assessmentにおける最高総合ポイントは97.50となります。

Fragrance*1
フレグランス
Flavour*2
フレーバー
After Taste
後味
Acidity
酸味
Body
コク
Sweetness
甘さ
Uniformity*3
統一性
Balance*4
バランス
Clean Cup*5
クリーンカップ
Overall
全体的印象

*1 焙煎された豆、または豆を挽いた粉の香り
*2 コーヒーを口に含んだ時に感じられる香り
*3 比較するカップ間の味のバラツキの程度
*4 フレグランス、酸味、コクのバランス
*5 欠点や雑味の有無

そして、Preliminary AssessmentとSpecialty Assessmentの結果を合わせ、基準に達した生豆には以下のようにスペシャルティコーヒーとしての等級であるQ1、及びQ2が付与されます。

等級
Preliminary Assessment での
等級、及びポイント
Specialty Assessment ポイント
Q1 G1、及びG2(80以上) 85.00 以上
Q2 G1、及びG2 80.00 – 84.75

更にECXは、スペシャルティコーヒーと称するに相応しい生豆に対して「評価用に抜き打ちで取り出したサンプル生豆350g中に、Primary Defect (第一次欠点)を示す豆が1つも含まれていないこと」という厳しい基準を設けています。同基準は、エチオピア産スペシャルティコーヒーの特長であり重要な要素です。第一次欠点とは、以下5種類の欠点を指します。

  • Full Black Bean (完全な黒豆)
  • Full Sour Bean (完全な発酵豆)
  • Dried Cherry / Pod (ドライチェリー)
  • Fungus Damaged Bean (カビ豆)
  • Severe Insect Damaged Bean (重度の虫食い豆)

G1、及びG2 と判定されてもスペシャルティコーヒーの基準を満たさない生豆、そしてG3、G4、G5と判定された生豆はCommercial Coffee (コマーシャル・コーヒー)と呼ばれています。

上記「輸出用生豆のグレード(等級)」、「スペシャルティコーヒー」の内容は、”ECX Coffee Contracts: September 2015”に基づきECo-Coがまとめました。また、等級については今後変更される可能性もあります。変更があった際には、その都度、ECXから日々情報を得ているコクァからの情報に基づき内容を更新いたします。
スペシャルティコーヒーとコクァ
コクァは、バイヤーの皆様からのご要望に応じ、特定のSpecialty Assessment ポイントを獲得した生豆のご提供、及びご紹介もいたします。 

エチオピアのコーヒー生産地域

2018年初頭の時点で、ECXではエチオピアにおけるコーヒーの生産地域を以下地図* のように分類しています。


(拡大表示するには、地図をクリックしてください。)

* TechnoServe(テクノサーブ)のご厚意により掲載

コクァは、これら地域より、バイヤーの皆様が指定される等級等の特長、ご要望を満たすコーヒー生豆をご紹介いたします。(ただし、状況により、100%ご要望にお応えできない場合もございますこと、ご了承ください。その際は、ご指定の条件に最も近い生豆をご提案いたします。)

バイヤーの皆様へのサービスご提供の方法につきましては、ご要望、また状況により異なります。ご質問等がございましたら、ご遠慮なく info251@eco-co-qua.com までお問い合わせください。

協力パートナー

珈琲焙煎工房Hug (http://sptnet.org/)

兵庫県宝塚市にて高次脳機能障害をはじめとする障害のある人たちに就労の場を提供されている一般社団法人・高次脳機能障害者サポートネット「珈琲焙煎工房Hug」様との出会いが、コクァが日本の皆様へエチオピア・コーヒーのご紹介をするきっかけとなりました。

Hug様には、アラビカコーヒーの原産地と言われているエチオピア・カファ(Kaffa)地方にあるGirma Eshetu Estate(ギルマ・エシェトゥ農園)のウォッシュド(水洗式)スペシャルティコーヒー生豆100%のみを使用したドリップパック・コーヒーを作製いただき、ご購入いただいた方々からは高い評価を頂きました。また、同農園のナチュラル(自然乾燥式)生豆100%のみを使用したドリップパック・コーヒーもご提供いただいています。皆様のご要望に応じ、Hug様には同農園のコーヒーを、生豆、焙煎豆、粉、そしてドリップパックとしてご提供いただきます。

珈琲焙煎工房みさご珈琲 (http://misago-coffee.com/)

兵庫県宝塚市山本で本格的な自家焙煎コーヒーを提供されている「みさご珈琲」代表・向井務氏は、一般のコーヒー愛好家の方々から業界のプロまで幅広い方々を対象とした珈琲焙煎講座の開講、カフェ開業&コスト低減に関するアドバイスの提供を始めとした活動を通し「珈琲の伝道師」として広く活躍されています。

「みさご珈琲」様には、エチオピアで最も美しい森林地帯オロミア州 (Oromiya Region) ジンマ地方 (Jimma Zone) リム・セカ郡 (Limmu Seqa District) にあるファフェム・コーヒー農園(Fahem Plantation)のウォッシュド(水洗式)リム・グレード1(Limu G1)生豆の販売をして頂いています。

幸友貿易株式会社 (http://koyu.info/)

タンザニア産木材を始め、長年アフリカ諸国との貿易に携わってこられた神戸三宮を拠点とする商社です。ご自身で輸入をされない業者様、及び個人の方々のご要望に応じ、生豆の輸入代行業務を行っていただきます。

本年5月には、アラビカコーヒーの原産地と言われているエチオピア・カファ(Kaffa)地方Girma Eshetu Estate(ギルマ・エシェトゥ農園)、及びジンマ(Jimma)地方Fahem Plantation(ファヘム・プランテーション)のウォッシュド(水洗式)スペシャルティコーヒー生豆の輸入を行っていただきました。

生産者情報

農園名 Girma Eshetu Estate (ギルマ・エシェトゥ農園)
Location

位置

Country

Federal Democratic Republic of Ethiopia

エチオピア連邦民主共和国

Region

Southern Nations, Nationalities, and People’s

南部諸民族州

Zone

地方

Kaffa

カファ

Wareda

Bita Genet

ビタ・ジェネット

Kebele

Amecha Mechata

アメチャ・メチャタ

Altitude

標高

1,950 ~ 2,100 メートル
Farming Area (Size)

農園面積

238 ヘクタール
Coffee
Beans生豆情報
Scientific Name

学術名

Coffea arabica var. typica

(アラビカ種ティピカ亜種)

Variety

品種

Heirloom Selection 74165, 74112, 74110

エアルーム (エチオピア原生種)

Cultivation

栽培形態

Semi Forest

セミフォレスト

Processing Method

精製方法

Washed & Natural

ウォッシュド(水洗式)& ナチュラル

Farming & Environment

農法と農園環境

殺虫剤、除草剤等の農薬を一切使用せず、精製工程では周囲の山から流れる川の透き通った水を使用しています。水洗式の精製過程で取り除かれたパルプは堆肥として農園内で再利用されます。コーヒーの生育に重要な役割を果たす農園内に自生するシェードツリーは、良質な天然蜂蜜を生み出しています。
Organic Certification

有機(オーガニック)

認証

Kiwa BCS Öko-Garantie GmbH (ドイツ)

 

農園名 Fahem Plantation (ファヘム・プランテーション)
Location

位置

Country

Federal Democratic Republic of Ethiopia

エチオピア連邦民主共和国

Region

Oromiya

オロミア

Zone

地方

Jimma

ジンマ

Wareda

Limmu Seqa

リム・セカ

Kebele

Checka

チェッカ

Altitude

標高

1,855 ~ 1,958 メートル
Farming Area (Size)

農園面積

200 ヘクタール
Coffee
Beans生豆情報
Scientific Name

学術名

Coffea arabica var. typica

(アラビカ種ティピカ亜種)

Variety

品種

Hairloom Selection 74110, 75227

エアルーム (エチオピア原生種)

Processing Method

精製方法

Washed & Natural

ウォッシュド(水洗式)& ナチュラル

 

Fahem Plantation
Farming & Environment
農法と農園環境

自然のエコシステムを維持すべく最大限の注意を払い無農薬での栽培を行っています。農園内には15樹種以上の木々が自生し、コーヒー栽培にとって重大なシェードの役割を果たしています。

ウォッシュドコーヒーの精製過程で取り除かれたパルプは、堆肥として同プランテーションで再利用されています。

周辺地区には主にオロモ民族が居住し、農作物栽培、家畜放牧に携わっています。これらの人々はまた、周辺の森林に自生するコーヒーを収穫するのに加え、小さな区画内でコーヒーの栽培もおこなっています。同農園は、このような人たちからプレミアム価格でコーヒーチェリーを買い取り、契約農家(out-grower)として組織することにより、共存共栄を図っています。

同農園で主に栽培されているアラビカ(ティピカ種)は、ジンマ・アグリカルチュラル・リサーチ・センター (Jimma Agricultural Research Centre) より入手した病害CBD耐性に優れたHeirloom 74110、及び75227種です。同農園でのコーヒー栽培では農薬は使用せず、木々の間隔は2m、列間隔は2.5mを保つように植樹、1ヘクタール当たり、平均3,300本の木が育ちます。除草などの作業はすべて人手を通じて行われます。

収穫の際には、十分に熟した赤い実(チェリー)のみを摘み取り、精製の前に発酵しないよう細心の注意を払っています。ウォッシュド(水洗式)の場合は、チェリーの収穫後6時間以内に精製工程にかけられます。同農園は自然環境の保護を考慮した果肉除去機を有し、農園内の水をリサイクルしながら使用しています。

また、同農園は地域の小学校への支援を行うと同時に、ナチュラル(非水洗式)精製の脱穀工程で生じたコーヒー豆のもみ殻を、ブリケッティング・マシンにて木炭の代用として使用できるようにし、地元のコミュニティーに供給しています。